肥料の与え方
肥料はいつ施してもいいというものではない。施す目的やタイミングを知って効果的な与え方をしたい。
成長を助ける肥料を夏の成長期、秋の休眠前に与える
長期の3月から入梅前と冬越しの力を蓄える9月から11月の間はどうしても栄養分が不足しがちなので、肥料で補う。盆栽の場合は、もともと土の量が少ないので、この時期の施肥が特に大切になってくる。ただし、与えすぎは逆効果。適量を。また、梅雨時や真夏の高温期、植物に元気がないときは与えない。
液体肥料は7日~10日に1度
開花前後におすすめなのは、抜いやすく速効性のある液体肥料。水で薄めて与えるタイプは、濃度が濃いと苗を傷めるのでパッケージの説明どおりに。開花前後に7〜10日に一度の割合で与える
薄めて使うタイプは規定どおりの希釈倍率で。ハスロのついたジョウロで根元部分に与える。水で薄めたら、よく混ぜること。
置き肥
翌年の芽を出させるための肥料としてもおすすめ。 効きめゆっくりの固形肥料も併用して固形肥料は、堆肥などの有機質肥料を粒状にしたもの。鉢土に置いておくと、水やりのたびに少しずつ肥料分が土にとけ出す。肥料を与える適切な時期
植物は、光合成でつくられる養分や水だけでは生育できません。肥料の3要素である窒素、リン酸、カリは植物には特に重要なものですが、その他にも鉄や硫黄、マグネシウムなど多くの成分が必要です。盆栽の木は、狭い鉢中の土だけで育てられているので、放置していると肥料分が不足してきます。そこで、植え替えをして新しい用土に替えてやり、定期的に施肥をして不足分を補給する必要があります。
●どんな肥料がよいか
肥料には、有機質肥料と化成肥料(無機質肥料)があります。根から吸収されるのは、無機養分です。有機質肥料は、土中の微生物によって無機質に分解されてから植物に吸収されるので、遅効性です。化成肥料は、施すとすぐに水に溶け、イオンになって吸収されるので即効性ですが、持続性に欠けます。
●肥料を与える時期
肥料を施す時期は、樹種によって異なりますが、一般的には木が活動期に入る春と、冬に向かって養分を蓄え始める秋が中心になります。
これから盆栽づくりをしていく若木には、春から十分に肥料を与え、樹形づくりに耐えるような力をつけてやります。枝の密生した成木などは、春に施肥をすると枝が太くなりすぎるので控えめにし、梢が伸び止まってから施します。
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