針金かけ

様に針金をかけて、枝ぶりを整える盆栽独特の技術。時間をかけてじっくりと植物とつきあうのも、盆栽の楽しみのひとつ。

盆栽用語では、「針金かけ」という。ワイヤの力を借りて、枝を固定することで、思う方向に生長させ、樹形を作るもの。ある程度時間もかけ、自分の思いどおりの樹形を作るというのは、盆栽の楽しみのひとつ。いくつか盆栽を育てて慣れ親しんできたら、ぜひ挑戦してみよう。作業適期は、扱う樹木種類によっても異なるが、大半が冬の休眠中。一度ワイヤをかけたら、2 カ月から半年間はそのままの状態でおいておき、枝ぶりが固定されたところで、ワイヤをはずす。太く生長した幹や枝にワイヤがくいこまないうちにはずすことが大切。

最終的な形、全体のイメージを思い描き、成形する枝を決める。枝にワイヤをらせん状に巻き、形を作っていく。

STEP1 枝にワイヤをかける

1、ワイヤの一端を根元にさして、固定させ、成形する枝の根元から、らせん状にクルクルとワイヤを巻き上げていく。

2、枝先まで、1cm間隔で巻き上げていく。時間をかけてていねいに。

◇チェック1

ワイヤは巻き上げる枝の長さの1.3 倍は必要。慣れないうちは長めに用意し、太重さはかける枝の3分の2程度のものに。

◇チェック2

ワイヤの先端は、成形したい枝の根元で根が張っていないところをさがしてぐっと差し込み、ここがワイヤの基点になる。

◇チェック3

枝とワイヤの間にすき間があきすぎると、ワイヤの力が効かず、形がつきにくい。だから枝に沿うように心がけて巻き上げていく。

◇チェック4

2 つの枝先に向けてそれぞれのワイヤを巻いていく。分かれしている部分を基点にし、ワイヤの中央から巻きつけをスタート。
枝分かれしている、分岐点が基点で、常に指でこの基点を支えながら、慎重に作業する。

STEP2 枝を曲げる

1、枝にワイヤを巻き上げられたら、ワイヤごと枝を曲げ、形を作る。枝を折らないよう注意し、ゆっくりと少しずつ曲げていく。

2、でき上がりをイメージし、おおよそどの枝のどこで曲げるか決めてから、曲げ始める。

3、曲げ方は好みだが、短い枝は自然な感じで上向きに、長い積は下に流して枝先を上に向けるとバランスがいい。。


針金のかけ方

●針金の種類

盆栽に用いられる針金はアルミ線と銅線です。アルミ線は、軟質で何回曲げても硬さが変わらないので、初心者でも楽にかけることができます。銅線は、曲げると硬くなってもとに戻りにくくなるので、木質に弾力のある木に向いています。

針金かけの要領

●針金の長さ

針金は、使う分だけあらかじめ切っておくとかけやすくなります。長さは、木の高さの
1.5倍くらいあれば十分です。

●順序

幹に針金をかけて曲折をつけ、次にもっとも太い下方の枝から上方の枝へという順に行い、小枝の先まできちんとかけます。

●巻き方

巻き方は、曲げる方向によって決めます。右方に曲げるときは右巻き、左方に曲げるときは左巻きにします。針金は木に対して45度くらいの角度でかけるのが適当です。

●針金をはずす時期

針金は、木肌に食い込む前にはずさなければなりません。はずすときは、針金を巻き戻す方法もありますが、枝を折ったり、木肌をいためたりすることがありますから、針金切りで切り取るようにします。

自己紹介
盆栽日記~Diary
盆栽に対する考え
盆栽の道具
盆栽の歴史

◇盆栽日記
世界一の盆栽 五葉松、ついに 3/10 五葉松 2月1日 事件発生! 五葉松・真柏・2ヶ月目 松竹梅、松を追加 1/29 真柏・松・盆栽日記・11/27 盆栽到着
◇盆栽アルバム
樹八会様 黒松 樹八会様 赤松 いさんぼ様 蝦夷松
◇盆栽の素材
真柏 五葉松
◇盆栽テクニック
水遣りの水 苗、コケを手に入れる方法と時期 樹形・樹の仕立て方3 樹形・樹の仕立て方2 樹形・樹の仕立て方1 こけ 水やりの基本 病気・害虫 肥料の与え方 針金かけ 挿し木で新しい株作り 植えかえのついでに株をふやす